IP電話サービス概要・基本条件 |
Q:質問 |
A:回答 |
IP電話とは、どのようなサービスなのか? |
ADSL/Bフレッツ回線を利用した既存電話機 で利用可能な通話サービスです。サービス内容
としてはISP内のご契約者同士の通話(IP to IP)、ご契約者からの国内
電話サービスへの通話(IP to PSTN)、国際電話
への通話があります。 |
IP電話はこれまでの電話サービスとどこが違うの? |
これまでの電話サービスは、電話網で相手先の電話と繋がりますが、IP電話はIP網を通じて音声通話が可能となります。
VoIP技術により音声をIPパケットに変換し、IP網で電話を繋ぐIP電話サービスです。
IP電話対応端末に現在ご利用中の電話機を接続することで、従来と同様の操作でご利用頂けます。
同一VoIP基盤ネットワーク内のISPのご契約者同士は無料で音声通話をお繋ぎ致します。(IP to IP通話)
ご契約者以外の一般電話への発信は、IP網から電話網に接続して音声通話を低価格でお繋ぎ致します。(IP to PSTN通話) |
一般の電話サービスと比較して、メリットは何か? |
IP電話から一般の電話への発信が低価格でご利用頂けます。
(IP to PSTN通話)
国内なら 8.4円/3分 |
使い方は簡単なのか? |
これまでの電話サービスと同様に、電話機で相手先の電話番号をダイヤルしてご利用いただけます。
|
通話品質は良いのか? |
概ね携帯電話以上の品質が確保できると考えております。ただし、インターネットによる接続であるため、通信速度、トラヒック量によっては品質が劣化する場合も考えられます。 |
遅延はどの程度か? |
インターネットによる接続であるため、従来の電話網 をつかった通話より若干の遅延はありますが、会話には支障のない範囲と考えております。 |
通話のセキュリティは確保されているのか? |
IP網(インターネット)により接続しているため、セキュリティを完全に保証するものではありません。 |
サービスの対象ユーザは? |
フレッツADSL、Bフレッツ(各コース)ご利用のお客様がご利用対象になります。 |
1.5Mは対応していないのか? |
1.5Mでもご利用できますが、推奨環境は、タイプ1,リンク速度:300kbps程度以上となりますので、ご利用いただけない場合があります。 |
全国どこへでも かけられるのか? |
これまでの電話サービスと同様、どこへでもかけられます。
但し、下記の番号への発信は対象外となり、IP網を経由せずNTT東西地域会社等の電話網で繋がります。
○110番、119番 117番、0120等 からはじまる番号等の加入者特別番号
○携帯電話・PHS・衛星電話
○相互接続 してない 「050」 |
サービスの料金体系は? |
各サービス設定に順じます。 |
IP電話サービスの提供地域はどこか?
|
日本国内のフレッツADSL、Bフレッツ提供エリアでご利用可能ですと利用いただけます。 |
マイラインはつかえるのか? |
IP電話より電話をかける場合、電話番号の前に「0000」を付加してダイヤルいただくことにより可能です。
「0000」を付加しないとIP電話経由でダイヤルされマイラインサービスが適用されません。 |
テレホーダイを利用中ですが、そのまま利用できるのでしょうか? |
IP電話経由ですとご利用できません。(タイプ2はできません) |
i・ナンバー等のダイヤルインサービスを利用していますが、使えますか? |
IP電話経由の場合はご利用できません。(タイプ2はできません) |
ナンバーディスプレイサービスは利用できるか? |
ナンバーディスプレイサービスに加入されているお客様は、そのまま継続してサービスの利用が可能です。
更にIAD/TAのナンバーディスプレイ機能を有効にすることにより、IP着信時にも相手側番号が表示されます。 |
サービス利用に必要なものは何か?
(フレッツサービス未加入状態、IP電話入会希望を想定 ) |
フレッツADSLの場合
1.NTTへの申込
→IP電話対応端末(またはTA)
→回線:一般 回線→ADSL(タイプ1)へ変更
一般回線が無い場合→タイプ2(新規に専用回線手配)
Bフレッツの場合
1.NTTへの申込
→IP電話対応端末
→ライン手配
なお、パソコン、電話機はお客さまにご用意して頂きます。 |
現在、他社のフレッツ・ADSLサービスを利用しているが、サービスを申 し込めるのか? |
申し込めません。 |
NTTの常時接続 サービスならどれに加入 しても、サービスを利用 できるのか? |
フレッツADSL、Bフレッツ(各コース)ご利用のお客様がご利用対象になります。
フレッツISDNはご利用できません。 |
VoIP網を経由してFAX・モデムは使用できるか? |
G3とスーパーG3のみサポートしています。G4は使用できません。 |
公衆電話・ピンク電話は使用できるか? |
いいえ。ご利用いただけません。 |
自分がケーブルテレビ(CATV)の電話を利用中ですがIP電話サービスを利用できますか?(発着信) |
IP電話サービスは、フレッツADSL、Bフレッツを申し込み、接続して頂けないとご利用できません。
別途フレッツサービス、ISPの契約が必要になります。 |
IP電話機能 |
Q:質問 |
A:回答 |
IP電話から携帯
電話・PHSへ電話はかけられるの? |
IP電話から携帯電話・PHSへダイヤルすることはできません。
携帯電話・PHSの番号をダイヤルすると、自動的に電話網で発信し(タイプ2は除く)
ご利用の電話会社から通話料が請求されます。
(2003年夏
ナツ頃を目処に利用可能の予定) |
IP電話から国際電話はかけられますか? |
世界約250対地への電話が可能です。 |
IP電話から海外の携帯電話にかけられますか? |
かけられる地域もあります。(別紙参照) |
IP電話(050)で受けられるサービスは? |
相互接続しているISP間ユーザーのみ無料でご利用頂けます。(IP to IP) |
IP電話からかけられない(発信できない)番号はあるのか? |
これまでの電話サービスと同様に発信できない番号はありませんが、下記の番号への発信は試験サービス対象外となり、IP網を経由せず電話網で発信します。
○110番、117番、0120からはじまる番号等の
加入者特別番号
○携帯電話・PHS・衛星電話
○海外の電話番号(地域外)
○相互接続していない「050」 |
IP電話ではキャッチホンは使えるか? |
NTT東西が提供しているキャッチホンサービスを契約されている場合、電話サービスをご利用(PSTN通話)の場合は、今までどおりご利用いただけます。 |
今、電話で使っているサービスで利用できないものはあるのか? |
サービス競合条件参照 |
IP電話で通話しているか、電話で通話しているかどこで分かるのか? |
IP電話対応端末のVoIPランプ(緑)が点滅するとIP電話が通話中の状態です。
IP電話対応端末の電話ランプ(橙)が点滅すると一般電話で通話中です。 |
発信者番号通知はできるのか?
(050) |
本サービスご契約者同士のIP to IP通話の場合、ご利用いただけます。
IP to PSTN(加入電話通話)の場合は、発信者番号通知はされず、非通知になります。
「186」を追加 |
「国際電話不取扱受付センター(0120-210364)」に申し込んで、国際電話規制をしていますが、は利用できますか? |
VoIP網を通じて電話をかけるため、ご利用いただけます。 |
スプリッタにMODEM、PHONE(またはTEL)という2つポート(差込口)があるが、PHONE(TEL)のポートに2台目の電話機をつないだら同時利用できますか? |
スプリッタのPHONE(TEL)ポートに電話機を接続して発信した場合、サービス対象通話とはなりません。ISPを経由せず、電話網で発信しますので、ご利用の通信会社から通話料が請求されますので、あらかじめご了承ください。
マニュアルに沿った端末の接続をしない場合、正常に動作ない可能性があります。 |
IP電話操作について |
Q:質問 |
A:回答 |
電話のかけかたはかわるのか?
受け方はかわるのか? |
既存での電話機で利用可能なIP電話サービスですので、これまでの一般電話機のダイヤル操作は変わりありません。
相手先の電話番号をダイヤルすると相手先が本サービスご契約者か否か判断し、ご契約者であれば、IP網で、サービス対象外の電話であれば、電話網で自動的に接続ルートを選定して接続します。(タイプ2は別)
また、電話網で発信したい場合は、相手先電話番号の頭に0000を付けてダイヤルします。 |
普通の電話サービスより呼び出し音が聞こえるまで時間がかかるのか? |
ダイヤルを回してから呼び出し音が聞こえるまでに、通常のISDN用TAと同様、5秒程度かかります。 |
市内へはどうやって電話をかけるのか? |
端末に市外局番を設定すれば、これまでと同様、相手先の市内局番からダイヤルできます。 |
市外へはどうやって電話をかけるのか? |
これまでと同様、相手先の市外局番からダイヤルしてください。
|
国際電話はどうやってかけるのか? |
押す順番として 「010+国番号+電話番号」をダイヤルしてください。 |
電話網で発信したい時はどうすればよいのか? |
相手先電話番号の頭に「0000」をつけてダイヤルしてください。
ご利用になった通信会社から通話料が請求されます。 |
専用IP電話端末またはTAの電源が入っていなくても電話できるのか?
(PSTNへの発信) |
発信することは可能ですが、IP電話対応端末の電源が入っていない場合は、本サービスの対象外となり、すべて電話網での発信となります。
ご利用になった電話会社から通話料が請求されます。 |
ACR(LCR)機能内蔵の電話機(アダプタ)を利用しているのですが、問題ないか?
|
アダプタは取り外していただくことをお奨めします。
取り外さない場合は、電源をお切りください。
またACR(LCR)機能内蔵電話機をご利用の場合、設定をOFFにしてご利用ください。
発信の際は、発信音や専用IP電話端末またはTAのランプを確認して、IP通話であることをご確認ください。本サービスの提供対象外の通話はご利用の通信会社から通話料が請求されます。 |
一般加入電話から「050」の番号に電話をかけることができるのか? |
NTT側交換機が対応後利用可能となります。 |
0570、0990等から始まる番号へ通話できるか |
そのまま発信いただければ加入電話網経由にて接続いたします。なお、ご利用になられた通話料金はご利用の通信業者より請求されます。特に「0000」を付加する必要はございません。 |
IP電話料金について |
Q:質問 |
A:回答 |
IP電話サービスに加入してすぐに解約した場合、違約金等は発生しますか? |
申込同月の解約はできません。
翌月に解約処理を行ってください。なお、利用した分の通話料はかかります。 |
通話明細はあるのか? |
申し訳ございませんが、書面での発行を行っておりません。 |
初期費用はいくらか?
月額基本料はいくらか? |
初期費用 525円
月額基本料 294円 |
月額料金、通話料金はどういう計算か? |
月額基本料+度数計算 |
一般の電話網からの通話よりも通話料金は安くなるのか? |
通話料金自体割安のサービスですが、お客様ごとに通信料金が異なるため、いちがいにいえない。 |
IP電話サービスは、一般の電話サービスに比べてどうして料金が安くなるのか?
|
IP網でサービス提供しているため、一般の電話網と比較すると、距離によってかかるコストが軽減できるようになります。従って、IP網のみでお繋ぎする通話はもちろん、IP網から電話網を経由する場合でも、従来の距離にあまり依存しない料金でのご提供が可能となります。
|
料金の請求・支払い方法はどうなるのか? |
I弊社の月額料金と合算しての支払いとなります。 |
割引サービスはありますか? |
サービス開始当初はとくにありませんが、今後拡充する予定です。 |
月途中でIP電話サービスを解約した場合、その月の料金はいくらになりますか?
|
「初期登録費用」:050番号が払い出された月が請求対象になります。
「月額固定料金」:は050番号が払い出された月の翌月から請求致します。(初月無料)
「変動通話料金」:通信ログにてご利用分の呼が確認された場合は、請求致します。 |
NTT東西会社等からの請求はなくなるのですか? |
NTT加入電話の月額基本料金、ご契約になっている付加機能の利用料金等が請求されます。
また、本サービス提供対象外の通話にかかった通話料は、ご利用の電話会社から請求されます。 |
品質の保証はないということですが、途中で通話が切れた場合でも料金がかかるのですか?
|
分計算となるため、途中切断になった時点までの料金がかかります。 |
ADSLやバックボーンの障害のためIPtoIPの通話が出来ずにPSTN to PSTNになった場合は、電話料金の補償はあるのか? |
特に補償はありません。 |